少しのこだわりで効果を上げる!広告目的に沿ったポスティング手法

チラシを配布するなら、今や当たり前の手法である「ポスティング」。
ポスティングを発注する際はいつもの流れだからと特に考えずそのまま手配していませんか?

ポスティングのメリットは、新聞を取らない世帯にもアプローチが可能であるということですが、
その他にも依頼の仕方次第でカスタムオーダーができる場合があるんです。
広告の内容によって、効果を上げることができる場合があるので一度は検討してみませんか?

今回はそのいくつかの手法を挙げてみたいと思います。

ポスティング5つの手法

01. 軒並み配布(ローラー配布)

対象エリアに対して、建物の形態(戸建・集合住宅)問わず配布していく方法です。一般的にポスティングというと軒並み配布をイメージされることが多いです。細かい選別が無く、ポスティングの中で単価が安くすむため、様々な業種で利用されています。とにかく費用を抑えて少しでもチラシを多く配布したいという場合に選ばれています。

02. 集合住宅配布

読んで字のごとく、マンション、アパートを中心とした集合住宅に対してポスティングを行います。
不動産会社を中心とした住宅系企業の需要が高く、持ち家を持たない人を狙って「賃貸住宅配布」にしぼって配布するケースもあります。集合住宅の多い首都圏エリアならではの配布方法です。

03. 戸建て配布

戸建て配布は作業効率が悪いため、軒並み配布と比較すると価格が高めに設定されています。不動産会社の物上げ(売却物件求む)チラシや戸建に特化したサービス(セキュリティ会社・リフォームなど)を行う会社で実施するケースが多いようです。

04. リスト配布

あらかじめ準備した住所リストに基づいて配布します。絞り込まれた物件のみポスティングをするため、当然、ターゲットのエンドユーザーに届く可能性は高くなり、無駄打ちが減ります。
また、チラシも目に留まりやすくする為に、配布先ごとに内容や見出しを変えたりするなども行われています。ポスティング会社によっては独自の調査により特定の物件をリスト化し、企画として売り出している場合もありますので一度相談してみてはいかがでしょうか。

05. 事業所配布

個人向けのチラシは一般的に、事業所に避けることが多いです。なぜなら法人からの需要が見込めないものだからです。ただ、中には企業向けの内容(例えばオフィス用品)の需要も一定数あり、まれに当社でも相談をいただきます。ただし、都心のオフィスビルはセキュリティが厳しく通常のポスティングで拒否されてしまうことがほとんどの為、大手企業へのアプローチは別の手段を検討したほうが良いでしょう。

広告内容とコストのバランスが重要

以上、基本の配布形態3つとセグメントした配布形態2つを挙げてみました。
その他、所得層・年齢層など統計情報を基に、細かく配布エリアを決めたりすることもあり、新聞折込と比べてポスティングは自由度が高く、目的に合わせセグメントできるのが最大のメリットです。

もちろん、絞り込みを変えるほど単価が変わってきますので、広告の内容とコスト面のバランスが重要です。
「何を誰に伝えたいのか?」、そもそもの広告も目的を見つめ直し、ポスティングプランを考えてみてはいかがでしょうか。