【Illustrator】テキストの禁則処理

デザインに拘って制作してもテキストが間違っていたらもったいないですね。会社としても信頼性を失いかねません。今回はテキストの禁則処理についてお話しします。

禁則処理とは?

まず禁則処理(きんそくしょり)をご説明します。主に日本語の文書での組版において、 「行頭・行末に約物等があってはならない」とされる禁止事項のことです。 または、上記を回避するために字詰めや文の長さを調整したりすることです。



禁則例

行頭にあってはいけない文字例

[句読点]  、 。 ,. …など

[拗促音]  ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ っ ゃ ゅ ょ ァ ィ ゥ ェ ォ ッ ャ ュ ョ …など

[終わり(受け)括弧類]  」 』 > ≫ ) } ] 】 …など

[中点や音引]  ・(中黒) ー(音引き) ―(ダーシ) -(ハイフン) …など

[その他約物]  ! ? : ; / ゝ 々 …など

 

行頭にあってはいけない文字例


[始め括弧類]  「 『 ( { 【 < ≪ [ …など



以上の禁則例をふまえると下記の組版はアウトになりますね。







禁則に引っかからないようにIllustratorの「段落パレット」で禁則処理をしましょう。
「段落パレット」→「禁則処理」を「強い禁則」にします。




「禁則処理」が行われて文字組が整理されましたね。








まとめ

禁則に当てはまる文字や記号は、広告物や文章を扱う仕事に携わっていなくても読み辛さを感じるものがほとんどだと思います。Illustrator上ではなるべく全てのテキストに禁則処理をしていた方が安全だと私は思います。