昨年の夏にうちの海賊王のっきーが2級小型船舶免許を取得したので、海で使うロープワークを教えてもらいました。
キャンプなどのアウトドアでも役立つので、今回は3種ご紹介します。
巻き結び(クラブヒッチ)
巻き結びはロープワークの中でも使用頻度が高いものの一つです。
木やポールに巻き付ける結び方で、簡単に結べて緩みにくい、基本的なロープワークです。
棒などに巻き付けて結ぶ場合
先端を上から被せるように一周巻き付けます。
そのままもう一周巻き付けます。
下から一周目のロープの下にくるように通します。
2本のロープの上を1本のロープが通るようにできていれば完成です!
輪を通せる場合
先端が下を通るように輪っかを作ります。
もう1つ輪っかを作ります。
2つ目に作った輪っかを先端側の輪っかの下にくるように重ねます。
そのまま固定したいものに重ねます。
ぎゅっと強く締めれば完成です!
もやい結び(ボーラインノット)
「キング・オブ・ノット(結びの王様)」といわれるくらい頑丈で、アウトドアではとてもよくつかわれる結ぶ方です。
強い力が加わっても輪っかのサイズが変わらないのが特徴で、重いものを吊るすときなどにも使われます。
まずはロープの途中に輪っかを作ります。
作った輪っかに先端を下からいれて上から出します。
輪っかから出した先端をロープの下に通します。
下から通した先端を今度はロープの上から輪っかに通します。
輪っかを通すと結び目ができます。
ここをぎゅっとしたら完成です!
8の字結び(エイトノット)
8の字結びはロープの途中にこぶを作る結び方です。
単純に輪っかを作って通す結び方より簡単にほどくことができ、結び目が滑りにくいため、強度もあります。
滑車からロープを抜けるのを防ぐときなどに使用します。
ロープを折り曲げて二重にします。
この折り曲げた部分にこぶができます。
二重になっている部分に写真のように輪っかを作ります。
ロープの上を通し、下にくぐらせます。
できた輪っかに折り曲げた部分を通ります。
ぎゅっと引っ張れば完成です!
まとめ
今回は3種のご紹介でしたが、ロープワークは他にもたくさんあります。
アウトドアだけでなく日常の中でも意外なところで役に立つこともあるので、覚えておくと便利かもしれません。