【もしもに備えて】故人アカウント管理連絡先を登録しておく方法

今回は万一の時に備えて設定していきたい「故人アカウント管理連絡先」について紹介していきます。
※iPhoneの機能になります。

『故人アカウント管理連絡先』とは

大切なご家族や自身に予期せぬ出来事が起きた時、
亡くなった本人以外の方がスマホのアカウントへのアクセスが可能になるようにするこちらのシステム。
「故人の写真が見たいけどアクセスできない、、、」なんてことにならないよう、
万が一の時に備え設定しておくことをお勧めします。

設定方法は簡単、
設定からApple IDへ。
サインインとセキュリティ→故人アカウント管理連絡先で設定

設定からパスワードとセキュリティへ。下の方にいくと故人アカウント管理連絡先の設定場所があります。


自分のデータを共有してもよい相手(ご家族、友人、恋人…)に自分のアクセスキーを渡します。
なおこちらは複数人を指定しておくことも可能になっています。

次の画面で管理者を設定します。複数人選択が可能です。


また、アクセスキーは印刷して渡すこと可能なため、指定したい方がApple IDやiPhoneを持ってない人でも問題ないシステムとなっています。

ここまで設定しておけば万が一の時に必要になるのがこのアクセスキーと故人の死亡証明書のみ。
これで故人のアカウントにアクセスできます。
アクセスですが、Apple IDかWEBでAppleに申請依頼を行うことで可能に。

故人アカウント管理先登録で出来ること

で、肝心なアクセスした先で出来ることですが、以下のことが挙げられます。
・写真 (icloud)
・メモツール
・メール
・電話帳
・ボイスメモ
・iCloudバックアップ
※その他基本的な機能はおおかた見られるようです。

ただし、アカウントにアクセスできる期間はアクセス申請が承認された日から3年間です。
それ以降は削除されてしまうため、アクセス出来次第データはダウンロードをしておく方がいいかもしれませんね。

まとめ

自分も歳をとって周りで身の周りで突然、、、なんて話を聞く機会が増えてきました。
その他のツールはともかく、設定ひとつで故人の写真を見られるようにしておくのは大事なことかもなぁと思ったり。

もしもに備えておくのに悪いことなんてありませんので是非皆さんも設定、
そして周りの方にもシェアしておくことをオススメします。