制作現場で迷わない、チラシのレイアウトについて

チラシや紙面を作る際、レイアウトから決めていく人が多いのではないでしょうか。
入れたい情報やデザインは決まっても、「どこにどの情報を入れよう?」、「配置はどうしよう!」と迷わないようにレイアウトについて考察してみました。

チラシの構成要素について

次のレイアウトを見てみてください。新商品を紹介するチラシのようですね。
どんな要素が入っているのか、見ていきましょう。


①商品の写真
②キャッチコピー
③価格
④商品の説明文

といったものがあります。

図Aを見てみて、1番目立たせていることは何でしょうか。
③価格、次に②キャッチコピーですね。このマグカップの値段のお得さと新発売であることが強調されています。
一方、図Bはどうでしょう。ここではマグカップの写真を何枚も使って、マグカップの特徴を押し出しています。

では、このチラシは何を伝えたいのでしょうか。AとBでは、それぞれ伝えたいことが違います。
もし、クライアントが980円という価格を売りにしたいのであればAマグカップのデザインや特徴を
売りにしたいのであればBになります。

このように、レイアウトを考える時には、その要素の中で、何を1番に伝えたいか、何を目立たせたいか
という、「優先順位」を考えなくてはなりません。


チラシの目的について考えると、クライアントはこのマグカップを売るためにチラシを作るので、
Aのように値段をアピールするチラシを作ることを提案した方が良いかもしれません。

優先順位に従ったレイアウト

何を優先するかを確認なしには制作を進められません。レイアウトの優先順位はまずクライアントに確認しましょう。クライアントからお任せされた場合は、デザイナー自身が優先順位を読み取ることも必要ですね。

そうして、何を1番に伝えたいのか、優先順位を決めます。その上でレイアウトをしていくのですが、
では、一体どのようにして表現していけばよいのでしょうか。
それは、

①大きさ
②配置の仕方
③強さ(色や文字の太さ、図や写真を含む)
で表されます。

一つの紙面を例にして、3つを変えたものを見てみましょう。
優先順位が高いものを大きくする。優先順位が高いものを目に留まる場所に置く。
優先順位が高いものを目立たせるため、色を加えたり、文字を太くしたり、必要に応じて図や写真を加えます。

実際にチラシを動かしてみました

1つのチラシを例として見てみましょう。テニススクールのチラシを用意してみました。
ご入会キャンペーンと、無料体験レッスン会開催を見る人に1番知らせたいとします。

 

1番に伝えたいことを大きくする

クライアントからの要望に合わせて、キャンペーン実施中とレッスン会開催の文字を
大きくして組んでみました。

1番に伝えたいことを、色や文字の太さを変えて強くする

目立たせたい文言の文字をピンクと青でそれぞれ色づけし、かつ、文字を太くして印象づけています。

全てを結合したレイアウト

1番伝えたい文言を目立つ場所に配置し、色をつけた上でサイズを大きく、太くしました。
これだと一発で伝えたい文言が目に入ってきますね。

レイアウトについてのまとめ

  • 何を一番大事にするか
  • ①大きさ②配置の仕方③強さ(色や文字の太さ、図や写真を含む)で優先順位を表す。

これらのことを意識すると、上手なレイアウトができるのではないかと思います。